中央労働金庫の、ローンを借りる際に見ておくといいですよとおすすめいただいた動画が分かりやすかったです。
有担保ローンをご契約される皆様へ お客様ご確認シート 重要な事項のご説明動画
4つの金利タイプ
金利タイプには、
の4種類があります。
それぞれの金利タイプについて学んでいきましょう。
全期間固定金利型
全期間固定金利型は、その名の通り借りた日から返す日までずっと同じ金利で返し続けます。
支払額が一定なので返しやすいというメリットがありますが、金利が下がったとしても永遠に同じ金利を払わなくてはいけないので同じ金額を借りても返し続けなくてはいけないというデメリットがあります。
また、固定金利から変動金利への切り替えができない点も気になります。
もちろん全期間固定なので、変動金利に比べると割高です。
変動金利型
変動金利型はその名の通り景気に応じて金利が変動するタイプのローンのことです。
年に2回(4/1,10/1)に見直しされ、凡そ3ヶ月後に適用されます。
ただし、すぐにその金額を払っていかなくてはならないということではなく、5年ごとに最終回までに支払いが完了するように再計算されます。
5年経過毎の10月1日が基準日で、適用は2月からのようです。
株のリスク分散になんだか似てますね。
ちなみに利率が減った場合に返済額が下がることはないが、返済回数が減るようです。
また、仮に増額されるとしても限度額は1.25倍までとルールで決まっているようです。
あとは、他の金利(固定金利特約型、上限金利特約型)への切り替えも可能みたいです。
また、引き下げ金利制度というものを大体の銀行が行っているようなので内容については確認した方がいいです。
要するにこの条件を満たしていれば金利を下げますよという特典のことです。
変動金利型最大のリスク
ここが変動金利最大のリスクですね。
これらの蓄積された金額は最後に一括で返済しなくてはならず、そこはリスクになっていきそうです。
とはいえ景気は上がったり下がったりしていくので35年借りるのであれば固定で払い続けるよりは安く済む可能性の方が高いと考えていいと思います。
固定金利特約型
固定金利特約型は、金利の固定期間が3年、5年、10年、20年とあり、それぞれ違う金利で用意されている商品を選んで返済していくプランです。
期間中に他のプランに変更できないようです。
また、基本的には自動更新制のようで期日の1ヶ月前までに連絡がない場合は自動更新されるようです。
上限金利特約型
上限金利特約型は、名前の通り定められた上限を超えない金利商品です。
変動のリスクが飲めない人にはおすすめですね。
結局どれがいい?
個人的には変動金利型一択です。
考え方は株のドルコスト平均法と同じです。ちなみにここ10年は変動金利の圧勝みたいです。
新型コロナウイルスの影響で経済的打撃を受けましたが、逆に国としてはこの金利を維持すると私は考えているので当面は大丈夫だと踏んでいます。